うちの母親は一般にいうところの酷いヒステリー持ちなわけで、
俺が起きて専門が開いてないか見に行って帰ってくるなりわめきちらして手がおえなかった。
うちの父親も口数は少ないが温和ではない性格らしく、感化されてイライラとキレているわけで。
まぁ、休みの日だってのに家出せず家の中の空気が悪いわけだ。
早く職に着いて家をでたいが、資格をとるにもあと最短2年半も辛抱しにゃならん。
そんなわけで、ギスギスした家を飛び出し、以前家出しうようとしたときにバイクで下見した、グルグル橋となみはや大橋を通り海遊館、USJへと行って見ることにした。
天気は良好、チャリで走るにはちょうどいい気温。
絶好のサイクリング日和だが、排ガスその他いろいろのせいで空気が悪い。
家にいても外にいても空気が悪いとか、大阪は今日も最悪・・・。
途中いろいろ寄り道とか写真を撮ったりで海遊館に1時間半で到着。
だいたい20km圏内の距離だった。
思っていた以上にメル友と凄く近所。
連休ということもあってか凄い人で、海遊館もそうだが隣のサントリーミュージアムは長蛇の列ができていた。
それを横目に通り過ぎ、海遊館横のフードテーマパークを偵察。
なんだか、忍者屋敷みたいなのがあって、そこらじゅうに忍者が堂々と商売していた。
Oh~、ジャパニーズニンジャ、サムラ~イで外人ウケのよさそうなお土産屋とかもうナルトだらけでかなり笑えた。
店員めっちゃノリノリだし。
そんなことをしながらイカ焼き300円に驚きつつも、サントリーミュージアムが気になり、何をやっているかとメル友と見に行ってみた。
なんでも、「スタジオジブリ・レイアウト展」ってのがやっているようだった。
だから、そこらじゅうの子供達がジブリのキャラの人形とかを持っていたわけだ・・・。
入り口で、お姉さん二人組みの写真を撮ってあげて、入場料を確認。
大人一人千円なり。
高くもなく安くもない微妙なライン・・・。
この連休結構お金使ったよなと思い、財布と相談しているうちに気づいたら列に並んでいた。
今日が最終日ともありかなり混んではいた。
列を成して観賞するってのがいかにも日本人らしいと思ったが、係員の人は、列で並ばず、自由に好きなものを見ていってください的なことを言っていた。
レイアウトっていっても俺は詳しくはわからないが、アニメの絵コンテの後、原画の前の作業工程で、大体が鉛筆で細かく鮮やかな絵が書かれていた。
ってか、ありえん位に細かく緻密。
本当に鉛筆と色鉛筆だけで書いたのかよってくらいありえない完成度の絵だった。
大雑把なラインに見えるけど、昔みたアニメのままの絵がそこにはあって、ひさしぶりにジブリアニメをみたくなった。
特に、ラピュタ。
あの天空の城の鉛筆画とか、以上に細かく書き込んでいて凄いとしかいえなかった。
作品によっては数が少なかったりしたが、千と千尋は新しいこともあってかかなりの枚数が壁一面に張られていて、圧倒的な情報量だった。
一枚一枚細かく観てたら、頭が痛くなってきた。
とりあえず、トトロのあの家の鉛筆画をみただけで、1000円を出した価値はあった。
ジブリはそんなに好きってわけではないが、やっぱり日本が誇るアニメやわ。
あんなん、感嘆の声しかでねぇよ。
特に思ったのが、目を一番シッカリ書いていたように感じた。
他は大雑把な線でも目だけはクッキリハッキリ書いてあった。
そんなことをしてるうちに2時間経って外は真っ暗。
今日はUSJに渡船で行くことは諦め、来た道をピストン。
夜景をみつつ橋を渡り、家に帰るのに1時間。
ちょっとの間だったけど、有意義な時間が過ごせたな・・・。
これでまたこの一週間授業をがんばれるっと。
ちなみにジブリは、1番もののけ、2番ラピュタ、3番トトロだと思うが異論は認める!!